非暴力の境界条件
―LV1プレイヤーはどこまで行くことが出来るのか?―
(※本記事は気分的にCSSの拘束を解いている仕様です。)
3、リス港からヘネシスへ(後編)
「マノ」と「海岸の草原3」を超えると、そこは
「分かれ道」。
リスとヘネシスとカニングの境界にあり、なおかつ二つの「隠れ道」を擁するマップ。
小窓(minimap)をみてもヘネシスへのポータルがはじめは見えない広大なマップ。
初心者島からはじめて「外」の世界に飛び出したプレイヤーは「海岸の草原3」までは、ほぼ一直線で迷うことはない。
一見すると段差が多く複雑なものが多いが、ポータルとポータルは直線で結ばれている。
もちろん、あの強敵「マノ」も行く手をさえぎらないポイントに出現する。
プレイヤーはリス港で得られる転職に関する予備情報も併せ、いくつかの「町」があることを知っている。
どこに向かうか決めているプレイヤーは、少し心が動き、
どこに向かうか決めていないプレイヤーは必然、ここで選択を迫られる。
そしてワールドマップを開き、今まで歩いた道のりを確認する。
ワールド全体を広く感じるか、狭く感じるかは人それぞれではあるが、
少なくとも、はじめて訪れたとき、この広さを持つ「分かれ道」は単なる分岐点というもの以上の意味を与えてくれるような気がする。
さて、隠れ道に入ってみようか。
「分かれ道」―「隠れ道・ピグの海岸」
改めて説明の要らない、低レベル帯屈指の有名狩場。
現在でも依然人気があり、「養豚場」とも言われるブタ系モンスター鬼湧きマップ。
そして、
名前
LV
被ダメージ
物理攻撃力
リボンピグ
10
37〜39
70
アイアンピグ
42
70〜74
95
が初登場するMAP。
ご覧の通り、アイアンピグはオーバーキラー。
ゆえにアイアンピグが湧いている場合、一周するのはほぼ不可能。少なくとも私は不可能であった。
避けきれない。即座にリスへ戻ることができる。
アイアンピグが湧いていない場合においても、リボンピグの速度はこちらより上なのでロープに逃れる以外、基本的には避けられない。
なんとか、単体ならば交差気味に飛び越えは可能ではあるが、ここは数が多すぎる。
飛び越えた瞬間、墓が降りることもザラ。
特にキツイのが、
赤く囲った部分から左の飛び石に飛ぶ箇所。この場所は一度這い上がったら逃げ道が無い。
リボンピグは二発食らった時点で墓降下なため、常に赤い薬(50回復=MAX回復)
を使用する状態になる。
しかし薬連打をしながらリボンピグを倒さずに跳躍することは中々困難である。
上画像のように、下段の平地ですら、薬が遅れるとやられる。
ちなみに、青で示したように入り口から降下して「養豚場」に飛び込むわけであるが、
落下着地時のダメージ+リボンピグで死ねる場合が結構あるので注意されたし。
「養豚場」というあだ名ではあるが、「MAP」としての難易度は既踏の領域では間違いなく最高クラス。
「分かれ道」―「隠れ道・海岸」
個人的には大好きなマップ。実はレベルの高くなったキャラであってもしばし訪れたりしている。
この明らかに実験的な、それでいて結構適当な配置が堪らない。
(画像は一部スーパーマ○オ風に加工してお送りしております)
しかし実は、1レベルキャラにとっては分かれ道からの入り口自体が難所だったりする。
もちろん、待っていても一向に敵は減らない。
数が少ないときは3匹程度なのに、この歓迎ぶり……。
さて、中に入って一周しておこう。
ピグの海岸に比べれば、ここは天国のような優しさに満ちている。
「狩場」なる概念とは、対極の位置にあるマップと言っても良い。
忍耐につきまとう、重苦しさも無い。
アクションRPGのアクション性のみを楽しむために、訪れたことが無い方がおられたら是非一周くらいはしてみると良いかもしれない。
だが、油断は禁物。
落下先には、待ちブタがいる。
○到達マップ
次回へ続く。
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