非暴の境界条件
―LV1プレイヤーはどこまで行くことが出来るのか?―

(※本記事は気分的にCSSの拘束を解いている仕様です。)


4、ヘネシスを越えて




中々人類とブタは歩み寄れない。いつもスレ違いだ。
しかし誰がいったい、リボンを結んだのだろうか。


さて、

ヘネシス

ご存知の通りエリニア方面、スリーピーウッド方面へと通じる交通の要所。

「狩り場1」というワールド全体でも人口最大クラスの狩場を抱え、
リス港から最も近いフリマーケット所在地であることと、町域があり、穏やかな町の雰囲気、等々
多くの要因は、やはり多くの人を惹きつけている。

中にはメイプル=ヘネシスでチャット、という方までおられるとか。

「狩り場1」 最上段では緑キノコと初対面できる。



 名前  LV  被ダメージ  物理攻撃力  
 緑キノコ  15  50〜55  82

緑キノコは足も遅く背丈も低いため、十分に飛び越え可能な敵である。
ゆえに単体で出遭った場合は、数あるオーバーキラーの中では最も怖くないモンスターである。
とはいってもオーバーキラーはオーバーキラー。

やはり、接触すれば過分な愛に押しつぶされてしまう。


しかし「狩り場1」は本当に人が多い。




先端恐怖症という設定上踏み込みにくいが、勇気を出して鉄豚公園こと「ピグの公園」へと歩を進めよう。








何度やっても「ピグの公園1」の、それもかなり序盤でやられてしまう。
現在も「ピグの公園2」以降は未踏領域である。よってママシュなる巨大キノコには遭えない。

この先にあるとされるMAP「民家」が、いよいよ「民家」である理由が理解できない。
長老スタン氏に村八分でも受けているのか、よほどのツワモノの家なのだろうか。
いや、ママシュが出現することから、



研究に没頭し人当たりのよさそうな顔にもかかわらず、やたらと腰の重い、この男の家なのかもしれない。

悪いが今回は娘さんとは音信を取らせて上げられない。
娘さんはきっと大層、道を踏み外しておりますよ。


さて、エリニアか、それともスリーピーウッドに向かうか

とりあえず森林浴がしたいのでエリニア方面にしよう。
それに、スリーピーに向かうには、まだ経験が浅すぎる。


エリニアにいくためには東の丘側に出なければならない。



この若さにして、私にあてつけてくるとは……、思わず心のHP値が大きく減ってしまった。

10年後きっと人使いの粗めで服装を変えない母親のような、すばらしい大人になれるだろう。

しかしブルス氏にしても、ベティ博士にしても、スタン長老にしても、やたらと描かれる大人像が放任主義的である。
なにか意図的な狙いがあるのだろうか、

などと思いつつエンさんに背を向け、再び歩き出す。



そして、東の草むら。下段を通っても良いのだが、ここは定石通り赤線の上段を移動。
まさに、この冒険のためにあるような道だ。

いきつく先は東の森

ここも中々の広さではあるが、お目当ては青キノコ。そして、彼らが我が物顔で飛び跳ねている隠れ道・青キノコの森だ。
本当はユータさんに遭いたいのだが、「ユータの豚農場」入り口には結界が張ってある。



さすがに「私有地」には入ることができないし、農場に墓を築くのもはばかられる。
だが仮にも病人である「マヤの家」とか、あれはどうなるのだろうか?

しかし「接近することが…」ってちょっと排他的過ぎやしないか、ユータさん。


気を取り直して、青キノコの森。



まあ、あれだ。

通りすぎてしまったわけだ。
けっして、入り口の位置を失念していたわけではない。
単に青キノコに接触してヘネシスまで送還されるのが本能的に怖くなって逃げ回っているのだけだ。

これから出遭うであろう強者に立ち向かうためには、ときに避ける訓練も必要である。
(被ダメ)は一度に何人からも受けるべきではないのだから。




だんだん、避けるのがうまくなってきた、と気取りつつも



まあ、段差で待ち伏せをされれば、ご覧の通り。

待ちきれずに接近+ジャンプしてしまう癖が中々、抜けない。
青キノコは接近すると良く飛び上がる。

当たるから 焦らず待とう 青キノコ

だが、一応言っておこう。青キノコは単体ならば避けられる。

 名前  LV  被ダメージ   物理攻撃力 
 青キノコ  20  63〜66  90

さて、前回のリス在住・賢デンデンこと「マノ」と、この「青キノコ」はレベル・攻撃力とも互角である。
そして、やはり被ダメも一致する。

なお本冒険には無関係だが、両者は回避・防御性能で少しばかり異なり、HPでは6倍程度差が認められる。(マノ2000、青キノコ350)
しかし、青キノコと闘える程度の者は、十分にマノにも立ち向かえる力がついているといえる。

クエスト「ピアと青キノコ」の印象から、青キノコが弱いものばかり思っていたが、少し考えを改めさせられた。
実際、青キノコは単体ならばなんとか避けられるが、やたらと跳ねる。

この点、機動力の乏しいマノよりも回避が難しく致死率が高いように思われる。
もっともマノは出現ポイントが固定され、なおかつ飛び越えられないため、安に比較は慎むべきか。




いずれはこの先も、と思いつつ





さあ、エリニア地方へ。あれ?なんかいる。



○到達MAP




(赤字は未踏)


次回へ続く。


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