非暴力の境界条件
―LV1プレイヤーはどこまで行くことが出来るのか?―
(※本記事は気分的にCSSの拘束を解いている仕様です。)
6、ペリオンに拳を開いて立つ技(art)巧(3)
ペリオン東側エリアU
分かれ道-東─ワイルドボアの棲みか1─壁の向こう
└─アイアンボアの地
分かれ道-東では、東の岩山方面に進む際、上図の緑で囲ったあたりでアックススタンプが出現するので下段を通ることを勧める。
さて、ここではなんと言っても、ワイルドボアの棲みか1。
分かれ道でも無いのに二つの隠れ道を擁する危険地帯である。
ご覧の通り、ワイルドボアの群れ相手に下段で踊り続けるわけにはいかない。
ここは最上段にある飛び石を利用して、「隠れ道」への路を踏もう。
ちなみにジュニアブーギー(LV35/物理攻撃力90、被ダメ63〜66)が出現するが
怖いのはやはり、ワイルドボアである。
壁のむこうを目指す場合は、下図のルートで到達できる。
一見遠廻りに見えるが、丸で囲った部分で高低差を利用した跳躍が可能であるため、
一、二度程度ならワイルドボアの頭上を飛び越せるのである。
だが飛び越えたとしても、囲まれれば、すぐにやられる。
即座の判断が求められよう。
また、アイアンボアの地を目指す場合は
このように手前の位置から降下し、落下ダメージ+無敵状態で移動した方が到達しやすい場合がある。
もっともこの位置からは下段の状態が分からないため、ややリスキィ。
また、このルートでも壁の向こうへ行ける場合もある。
何にせよ高レベルオーバーキラー・アイアンボア(LV45/物理攻撃力150)と戯れたいわけだ。
ご覧の通り、天国でした。(被ダメ180〜189まで視認)
やはり、ここで長くとどまるには無理がある。
ペリオン東側エリアV
東の岩山1〜7
さて、東側エリアの集大成として東の岩山に登ろう。
この東の岩山は1〜3までは、これまでの経験があれば、なんなく進める。
ここまでは、さしずめピクニックのようなものだ。
(モンスターが無用に怪我をしないように引き抜きたかったが無理であった)
さて、最初の難関は東の岩山4である。
図の小窓マップで示した青段部分にはおおよそ0〜4匹程度のオーバーキラー・アックススタンプが存在する。
ほぼ無いが、0体ならば、そのまま通ればよい。
だが普通は1〜3匹程度必ずいる。
この場合、一旦上段を目指し、高所からのジャンプにより距離を稼ぐ方法がある。
理想は甲ルート。
だが上画像のように1体以上モンスターが存在する場合、ジャンプポイントまでの到達自体が困難であるため
ロープで間合いをはかりながら、乙ルートを採る。
場合によっては下側のロープで待機し、スタンプが左にくるのを見計らって太鼓上のロープに掴まる変則ルートもある。
これで青段のスタンプ封鎖が左に偏っている状態にあるならば、ポータルまで一気に駆け抜けられる。
ちなみに青段の状況は上から見ることができないので、運が良いと死ねる。
7まである東の岩山。
その八合目ともいうべき東の岩山5ではスタンピというエリアボスが登場する。
この、特にエリアボス出現マップにおいては、ある種の、本冒険特有の問題がしばしば発生する。
それは、他プレイヤーも虎視眈々とエリアボスを狙っているという、至極当たり前の事実に由来するものだ。
要はこちらがエリアボス出現を、たとえ数十分前から待っていたとしても、
CH変えでエリアボス狩りを行っている他プレイヤーがマップに現れた時点で、
こちらとしては手が出せない(接触できない)状態になるということだ。
筆者が小心者なのはさて置き、CHを変えてまで「エリアボスを狩っている」「勤勉」な通常プレイヤーに対して、
こちらは非生産的な特殊プレイヤー。
これは譲らざるを得ない。
また、エリアボスへの接近中に他プレイヤーが現れた場合も同様に譲ることになる。
こちらは、未強化の移動性能であり、オーバーキラーも含む通常MOBを避けながら
慎重に亀のようにエリアボスへ接近する必要があるのに対し
向こうは「狩り回る」という半ば作業的な前提を以って対象に臨める程度の力量の持主であるのだから、
これも仕方が無いのである。
(尤もこちらの接近が完了する頃にはエリアボスは大地を舐めている)
ご存知のように東の岩山5で登場するスタンピは上中下段のいずれかに出現する。
実質、上・中段で出現した場合、オーバーキラーの封鎖により私は接近すらできない。
(たとえ中段まで辿り着いても上段に1匹でもDアックススタンプがいる場合次のマップへは進めない。
現在東の岩山は5が到達限界である
)
ゆえに、唯一下段で、それも入り口ポータルのある、かなり左側で出現した(あるいは近づいてきた)場合のみ
接触を試みることが可能になる。
それも通常MOBが離れ、スタンピと、こちらの位置関係が一間であるくらい限りなく接近している、
そういう理想的な位置関係にめぐり合えた場合にである。
それでは、こちらも度々CHを変えればよいのでは?と思われる方もおられると思う。
確かにそれは正鵠を得ている。
しかしCHを変え、降下した先が、安全とは限らないため
降下ポイント如何では通常MOB(オーバーキラー)に接触(=死亡)するという
極めて高リスクな可能性を孕んでいるのである。
ちなみに東の岩山5でエリアボスを待つ場合、一度、東の岩山4まで戻って、CHを変えなければならない。
5でCHを変えた場合、スタンプ封鎖のど真ん中に降下することになるからだ。
ゆえにCH替えは半ば諦観の最終手段である。
何よりエレガントではない。
このようにエリアボスを目の前にしながら、且つ、出現を数十分焦がれ待ちながらも、
その直前で流星の如く御来訪された他プレイヤーにより、接触の機会を逸する場合が結構あるのである。
これは、もはやエリアボスを待つところの、「仕様」といっても良い。
しかし、この「仕様」は対自的には駆け引きの位相が異なるとはいえ、
この冒険では珍しく「オンラインゲームの性質」の内
にあるものなので、むしろ「望むべき仕様」ともいえる。
さて、前置きが長く
なってしまった。偉大なるペリオンの大地よ、許して欲しい。
岩山を響く足音とともにスタンピが現れました。
待ってましたよ、スタンピ(LV35/物理攻撃力125)。
喜びもひとしおだ。
上のロープギリギリで待っていたせいで、思わず足を踏みはずしそうになってしまうくらいに。
このチャンスを逃さずように、ゆっくり、ゆっくりこちらに近づいてくるのを待とう……。
ようやく、ベストポジション付近まで来た……。
スタンピさん、もっと自由闊達に、なるべく速めに、こちら側に来られても良かったのだが。
アックススタンプたちよ、離れろ、そうだ、離れろ!お願いします、離れて頂けないでしょうか?
よしーーーーーーーーー!
ちなみに、スタンピには、あまり多くの回数を当たれていない。
上画像が現在の視認最高ダメージ。
下画像が最小ダメージ。この値の間を3回確認(それぞれ124、127、128)。
おおよそ愛(被ダメ)は123〜130といったところなのであろう。
これで東側にはある程度の目処がついた。
だが、やはりペリオン編は長くなってしまった。
4へ続く。
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