サブキャラ（倉庫キャラ）とは？
メインの倉庫代わりを始め様々な場面で大活躍するのがサブキャラ（倉庫キャラ）です。
「サブ」とは、あなたが「メイン」で育てているキャラに対してそうでないキャラを「サブ」と呼びます。
プレイヤーによってメインに対して二番目、三番目という意味で「セカンド」「サード」と呼ぶ場合もあります。ある程度ゲームを進めると、すぐにアイテム保持枠が埋まってしまい困ります。
このような事態に対しては、アイテムを倉庫に預けたり、あるいは店で売ったり、露天で呼びかけて人に売ったり、いろいろアイテム枠を確保する方法はいくつかあります。しかし倉庫へ預けられるアイテムは4つまで、店売りは安い、フリマ入り口で呼びかけても売れるまで時間はかかる、と中々どれもよろしくありません。運よく高値が付く強化書などが手に入ったりして、もしも消費欄が埋まってしまったりしたら、なるべく相場で売れるまで待ちたいのが人情です。
メイプルストーリーでは同一ID間のキャラなら倉庫を通じてアイテム・メルの受け渡しができます
。これを活用しない手はありません。
（※ネクソンポイントでアイテム枠を増加させることは可能ですが1段＝アイテム4個分増やすだけで390p
かかるので、あまり経済的ではありません）
サブキャラの活用例
①メインのアイテム欄から溢れたアイテムの倉庫代わりとして。 メインと同一のIDでキャラクタを作成しましょう。異なるID間で作られたキャラ同士の場合、倉庫経由でのアイテムの受け渡しはできません。
これはメインキャラの職業やあなたの嗜好などにもよりますので一概に言えません。
・メインキャラを同系職業の場合→メイン⇔サブ間で装備の融通が利く／新たに育成方法を覚える必要がない等の長所がありますが、育成に飽きる／装備の融通が利きすぎて逆に売却できない、等の短所もあります。
・戦士
（転職による最終的なアイテム枠増加：装1・消2・設1・他2）
普通にメインが辿ってきたようにレベルを上げていっても良いのですが、メインからのアイテム受け渡しが可能なため、メインキャラでサブキャラ用のクエストに必要なETCを集めクリアすることが可能です。サブキャラで集めるより早く、低レベル期間を早期に抜け出せます。
他、以下に有名なものを列挙します。
②メインの育成が飽きた場合の息抜きの育成対象として。
③クエスト＆期間限定イベント（限定イベントは1キャラ1回のものがあるため）の頭数として。
④メインが遠出している場合の知り合いとのチャット要員として。
⑤メインが遠出している場合の必要アイテムの確保・売却要員として。
⑥メインが経済的に貧窮した場合のメル確保源として。
サブキャラを作成する
配送システムを利用しても良いですが、課金をしない場合丸１日かかります。キャラ作成枠に余裕があり、のちのち該当キャラの育成も考える場合は同IDがベターでしょう。
サブキャラの職業選択にあたり
どのように活用するかによっても選定の違いはでます。
とりたてて、以下の要素が想定されます。
・「倉庫」的な能力としてアイテム枠が多い（アイテム枠は職業により異なります）
・メインの育成が飽きた場合に育成を楽しめる（嗜好によります）
サブとメインの職業が同職/異職の場合の長短
・メインキャラと異系職業の場合→複数の職業観とそれに付随する情報を得られる（そのため、自然と装備品の相場等に敏感になる／自分にとって目新しいスキルを体験できる／自然と職業別の狩場・狩り方も覚えられる）等の長所がある一方、新たに装備を揃える必要があるためメルがかかる、等の短所があります。
倉庫・サブキャラとしての職業別の特徴（特にメイン⇔サブを異職にする場合）
単純に倉庫として使用したい＆リアマネを投資したくないならアイテム枠がダントツで多い戦士をお勧めします。なんといっても一次転職をすることで装備・消費・設置・ETC枠全てが＋1段（＝4個分）、二次転職時も消費・ETCがさらに＋1段されるという多さです。（最も増加量が少ない魔法使いの場合、一次転職では＋0、二次にETC枠のみ＋1です）。ただし移動速度があってないようなものなので強化or補正品で補わないと移動で多少ストレスがあります。育成という点では、その高い耐久性により狩場を選ばないので多彩な狩場を体験できます。ただし赤字狩りになる場合が多くメルの溜まり具合はイマイチ。またメジャな武器、槍＆両手剣の強化書も高めです。（なおソードマン・ページなら「当り屋」（PG戦士）も目指せます）。
・魔法使い
（転職による最終的なアイテム枠増加：装0・消0・設0・他1）
アイテム枠が少ないので（ポイント投入によるアイテム枠を行わない人にとって）魔法使いは単純な「倉庫」キャラには向きませんが、サブとしては優秀な職業です。まず、INT魔という育成法（LUKに殆ど振らずINTのみ上げる育成法、本来魔法使いは適正レベルの装備品を装備するためレベル＋3のLUKが必要ですが、これを振らずLUKが無用な装備を強化して乗り切る方法、昨今では結構この育成方法がスタンダードっぽいです）により膨大なメルが必要ですが早期に最強装備が揃います。またサブはフリマや町間の移動も頻繁に行う場合が多いので「テレポート」という移動スキルもうれしいです。1次職中は遠距離＆高火力で駆け抜けられます。また安置（＆ヒール狩り・氷結狩り等）ができるようになるので比較的黒字狩りが可能です。（完全にネタに徹して殴り魔（STRを上げる特殊育成）も面白いかもしれません）。
・盗賊
（転職による最終的なアイテム枠増加：装1・消1・設0・他1）
特に投げ族の場合、手裏剣で消費アイテム枠が圧迫されるので中～長期育成の「倉庫」キャラにはあまり向きません。しかしスキルによる横方向の移動という面では群を抜いて優秀です。フリマを縦横無尽に駆け抜けたい人・サブのIN時間を極力抑えたい人にはぴったりな職業で、特にアイテム買い付け速度は全職最高です。付随して、たまに拡声器などで「先着何名～」的な募集があった場合、誰（戦・魔・弓）よりも早く駆けつけられます。ただし装備・強化費用はかなり高め（特に投げ賊は全職最高）なので、中盤以降の本格的育成をする場合、他職のメイン以上にメルがかかったりします。メルがない場合、斬り賊の方が無難かもしれません。
・弓師
（転職による最終的なアイテム枠増加：装1・消1・設0・他1）
「倉庫」キャラとしては戦士ほどのアイテム枠もなく、しばらくは移動速度も盗賊・魔法使い（テレポート）に劣るので、ここ一番の決め手にかけます。が、しかし長い目で見た場合、弓師は装備品が安価で多く出回っている場合が多く、また遠距離攻撃が主体ですので比較的黒字になりやすい傾向にあります。加えて安置狩りと併せて戦略的な狩りもでき、強化のしやすさと相俟って育成という点では「ジワジワと強くなってくる」感が強く、サブとしてある意味最も中～長期育成に向いています。（職業人口が他職と比べ格段に少ないのもうれしい所です）。逆に完全な「倉庫」にはあまり向いていません。（殴り弓というネタ職でも希少性の高い職に挑戦するのも一興です）。
・海賊（新職業）
なんといっても新職業・海賊。大きく、銃使いと拳使いに分かれます。銃使いは投げ賊と同じく弾丸による消費欄圧迫がありますので、書などを多くお持ちの方にはおススメできません。しかしながら育成する場合、どうやら強化書の値段は拳＞銃のようです。
今後どうなるのか期待をもって見守りましょう。
サブキャラのレベル上げ
a）チャリクエ（チャーリークエスト）
古典的な方法としてチャーリークエストがあります。略してチャリクエといいます。これはオルビス～エルナス地方在住の魔物さんが落とされる指定ETC100個をチャーリー軍曹に渡すことによってクリアでき、薬or強化書、それに経験値500を得ることができる繰り返し可能なクエストです。500といっても侮ること無かれ、青デンデン100匹分の経験値です。メインキャラが十分に育っている場合、メインキャラで指定ETCを集め、倉庫経由でサブキャラに渡しサブキャラでチャリクエをクリア、というのが基本的な流れです。メルに余裕があるなら指定ETCを露店で買ったほうが早いです。大体1個あたり300メル程度で購入できます。メインのレベルが50程度あればエルナスでの狩りついでに自分で生産できます。
b）兵法書
使用するだけで経験値が入手できる各種兵法書。実態はリアルマネーで経験値を買うという方法。露店でも売っている場合がありますがとても高額です。特価で手に入れば別ですが、通常はあまりお勧めできません。
c）グループを組んで経験値を吸わせてもらう。
ご存知の通りグループを組むとグループ員が敵を倒すごとに得る経験値の一部を得ることができます。ただし初対面の人にいきなり頼むと嫌がられる場合が多いです。なお「吸わせ」行為を1時間○○メルのように取引契約の上行っている人もいるようです。
何でもメルになりますね。
※職業の長短はメインの状態・所持メル・プレイに割ける時間・嗜好等により様相が異なります。「サブ」であるがゆえ気楽に嗜好にあわせて職業を選んでみるのも良いかもしれません。
※なおリス港の倉庫までたどり着いたらメインキャラで手に入れた各種帰還書・牛乳・メル・強化品等を倉庫経由でサブキャラに渡しておくと便利です。確認もかねてやってみましょう。
※そんなに時間はかからないので少なくとも2次職までレベルを上げても損はしません。特に序盤はクエストで入手できるリボンピグヘアバンド、着古したマント・不要な強化書等を売却することで経済的な余裕が生まれます。カニクエもおいしいです。また転職によりアイテム枠も増えます。